韓国で働く日本人のブログ / きょうを生き延びよう

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ソウルアートブックフェア 2018 #UE10

 

先週末に Buk-Seoul Museum of Art (北ソウル美術館)で開催されていた

UNLIMITED EDITION10 - SEOUL ART BOOK FAIR 2018 に行って参りました 

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2年程前からずっと行く機会を伺って来たのですが

毎回この時期は中間考査の為 涙を呑んで試験勉強に明け暮れていました

しかし私は今 休学生の身! という訳で初日(21日)にかましてきた訳です

北ソウル美術館は名前通りソウルの北、7号線 하계(Hagye)駅が最寄駅

ソウルに住んで4年になりますが、真ん中より少し西寄りのソウル住民としては未開の地

到着した3時過ぎの時点で会場は芋洗い状態でした 入場も若干並んだ

ブースには人垣が出来ており見るのが難しい程

それでも参加しているアーティストや出版社などの数がとても多く、見応えありました

一つ一つをじっくり見た訳でもないのに美術館出たのは6時近かった気が…

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신도시(seendosi)や모임별(byul.org)とかもブース出してた 買わなかったけど←

 

 今回の目的は最低でも写真集1冊、本1冊 他にもビビっと来たモノ達を手に入れることでした。

ドーン

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購入したモノ達

- @kontaakt "Have A Nice Day" (写真集) : サイズ感が可愛かったのとブースも可愛かった。最初から最後まで全部iphoneで撮った食べ物の写真達。

- 김은주. 생각하는 여자는 괴물과 함께 잠을 잔다. [考える女性は怪物と共に眠る]: 봄알람という出版社のブースで購入。

このブースにあった本は全てフェミニズムとLGBT+に関連する内容の本で全部気になって読んでみたくなった。

この本はここ最近感じていた事とタイトルががっちり一致していたのでセレクトしました。

誰しもが自分の人権について考えてみる事は当たり前の事であるはずで、虐げられている部分があるのならば、その回復を求める事だって正当な権利のはず。それなのに世間の多くは、例えば、社会的に '女性' としての立ち位置にいる人々が声を上げる事に怪訝な目を向けている。それでは飽き足らず、'女性' はそういった事をするものではないというステレオタイプを発信し続けている。そこから一歩道を外れた瞬間、周囲は私達を '怪物' として扱い始める。

これは最近強く思うことですが、多くの女性達は '怪物' 扱いされないようにと無意識の内に世間の多くが盲目的に信じている認識(ステレオタイプ)というものに倣ってしまっていると感じます。ステレオタイプの上に成り立っている社会の枠組みの中で '女性' として生き残る為の術なのだろうと思います。

個人的には彼女たち(もちろん部分的にはきっと私自身も)はある意味、社会の犠牲者とも言えると思っているので、頭ごなしに否定出来ない気持ちがあります。けれど、私達が今まで当たり前の様に倣ってきた慣習などを、実際は疑問に思い、問題として捉えるべきである事に気付いた '女性' をなぜ遠巻きにする必要があるのでしょう。私達はそんなステレオタイプに取り憑かれた社会に '怪物' と指差される事を恐れる必要も、慣習に倣う必要なども無いはず。

こういった事を考えている私はもちろん例に漏れず、'怪物' にカテゴライズされるのであろうと最近思っていたところだった訳ですね。

まだ読み始めて間もないので何とも言えませんが、読み終わったら 感想でも書いてみるかなと思っています。

- 잊지 않는 뱃지 [忘れないバッジ]: コンドームバッジ いぇーい セーフセックス ばんざーい というネーミングセンスの塊

 - ライター2つ: お気に入りは白地に '火花' って入ってる方。(@eastsmoke.info) なんと裏側には '紫煙' って入ってます 最高か。赤いお花の方には '代々木公園' の文字が入っている(謎しかも火のつきが最高に悪い

 

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その他はステッカー等々

とても楽しかったので、来年も是非行きたいところですが きっと無理ですね。来年の今頃は復学しているはずなので…涙

ただ、来年のTokyo Art Book Fairが 7月頃(?)に開催されるらしいとのこと。7月ならちょうど東京にいるはずなので、来年は東京参加を…! と心に決めました。

  

 

 

 

 

 

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